ビオスリー配合散

零売対象処方箋なしでも薬局で購入できるビオスリー配合散
処方箋なしで購入可能な整腸剤ビオスリー配合散の概要
商品名 | ビオスリー配合散 |
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カテゴリー | 整腸剤・活性生菌製剤・酪酸菌配合剤 |
先発/ジェネリック | 先発医薬品 |
価格 | ¥500 /21包 [LINE割20%OFF適用後価格] |
注意点 | ※※処方箋なしで買える医療用医薬品は郵送販売(通販)できません※※ |
効能効果 | 腸内菌叢の異常による諸症状の改善 |
用法用量 | 通常成人1日1.5~3gを3回に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 本剤は1包1gとなります。 |
主成分 | 1g中、以下の有効成分を含みます。 ◎ラクトミン10mg ◎酪酸菌50mg ◎糖化菌50mg |
保存方法 | 室温保存 |
製造販売元 | 東亜薬品工業株式会社 |
販売元 | 東亜新薬株式会社 |
販売 | 鳥居薬品株式会社 |
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この記事から得られること
このビオスリー配合散の記事では以下のような事柄について現役薬剤師が解説しております。
◎処方箋なしで購入販売可能なビオスリー配合散の効能効果、副作用情報などについて
◎薬剤師の視点からみるビオスリー配合散について
◎処方箋なしのビオスリー配合散の注意点について
薬剤師の経験から見るビオスリー配合散
処方箋なしで購入可能なビオスリー配合散は整腸剤として処方されるお薬です。
市販でもビオスリーは販売されており認知もあるお薬と思います。
ビオスリー配合散に中には3つの有効成分を含み、それらの善玉菌が腸内環境を整えます。
下痢や便秘など腸の諸症状で使用されます。
他にも善玉菌を含む整腸剤はいくつかあるのですが、処方箋なしのビオスリー配合散は唯一3つの有効成分が含まれています。
近年では腸内環境を改善することで美肌に繋がり使用される方が増えております。
または腸活ブームによりクリニックで定期的に処方をしてもらっている方も増えているようです。
処方箋なしで購入可能な整腸剤ビオスリー配合散の効能効果
処方箋なしで購入できるビオスリー配合散は腸内細菌叢を改善させ、便秘や軟便・下痢などの諸症状を改善させます。
ビオスリー配合散の作用機序
処方箋なしで購入可能なビオスリー配合散には以下の3つの有効成分が含まれております。
◎糖化菌
◎ラクトミン(乳酸菌)
◎酪酸菌
この3成分が腸内環境を正常にします。
糖化菌は乳酸菌の増殖を促進させます。
ビフィズス菌も増殖させる効果があります。
ラクトミン(乳酸菌)は腸内で乳酸を生成します。
また酪酸菌の増殖を促進させます。
酪酸菌は注目を浴びており、酪酸菌が作り出す酪酸は大腸のエネルギー源となり働きを助けます。
これらの3つの菌はそれぞれ相乗効果を示し、増殖します。
ビオスリー配合散が持つ作用
処方箋なしのビオスリー配合散が持つ作用をいくつかご紹介いたします。
ビオスリー配合散の作用①:腸内細菌叢の正常化
“細菌性下痢症の乳幼児にビオスリー配合散を投与し糞便 内細菌叢を検索したところ、ビフィズス菌は増加し、腸内細菌叢の改善度の指標とされる好気性総菌数に対する嫌 気性総菌数の比率は有意に増加することが認められた。”
(引用:ビオスリー配合散 添付文書より)
→細菌による下痢症の乳幼児にビオスリー配合散を投与し、便の腸内細菌叢を調べた結果、ビフィズス菌は増加しました。
よって腸内細菌叢が改善・正常化されたとのことです。
ビオスリー配合散の作用②:共生による増殖性向上
”本剤の酪酸菌と乳酸菌の混合培養では、酪酸菌の菌数は 単独培養時に比較し、約10倍に増加した。
また、糖化菌培養ろ液を添加して培養するとき、乳酸菌の菌数は約10倍に増加した。”
(引用:ビオスリー配合散 添付文書より)
→酪酸菌と乳酸菌を混合させ培養したところ、酪酸菌を単独で培養した時と比べ約10倍増加したとのこと。
また糖化菌を追加して培養したところ、乳酸菌の菌数が約10倍でした。
つまり、それぞれ3つの菌を単独で摂取するよりも組み合わせて摂取した方が菌が10倍も増えたという研究結果です。
それぞれが協力し合い(相乗効果)、菌数を増やすことがわかります。
ビオスリー配合散の作用③:共生による病原性細菌に対する抑制作用
実験結果①
“連続流動培養において、酪酸菌と乳酸菌を混合培養し、病原性細菌(大腸菌、腸炎ビブリオ菌、ディフィシール菌、ボツリヌス菌、MRSA)に対する拮抗作用を確認したところ、各菌の単独培養時より顕著に認められた。
一方、ビフィズス菌、ラクトバチルスに対しては抑制せず、共生関係を維持した。”
(引用:ビオスリー配合散 添付文書より)
→酪酸菌と乳酸菌は病原性細菌に拮抗する作用を持ちます。
またこれら単独で存在するよりも一緒に存在する方が病原菌に対する効果が高まるとの結果です。
さらにビフィズス菌などの善玉菌には作用せず、共に共生していたそうです。
実験結果②
“小児のサルモネラによる下痢症において、ビオスリー配合散を構成する菌株は、共生作用によりサルモネラ菌に対して抑制作用を有した。”
(引用:ビオスリー配合散 添付文書より)
→ビオスリー配合散はサルモネラ菌に対しても抑制効果を示します。
ビオスリー配合散の副作用について
処方箋なしのビオスリー配合散の添付文書には副作用の記載はありませんでした。
ビオスリー配合散と他の薬の併用について
ビオスリー配合散と他の薬との併用で特に注意すべきことはありません。
他の整腸剤と併用するとお腹が緩くなり、軟便になる可能性があります。
先発/ジェネリックについて
処方箋なしで購入できるビオスリー配合散は先発医薬品となります。
その他の注意点
■保管する時は必ず室温で保管してください。直射日光、高温多湿の環境下で保管してしまうと劣化に繋がります。
■ビオスリー配合散以外を飲み忘れてしまった場合、2回分を一度に服用しないよう注意してください。
■ビオスリー配合散を使用しても症状が改善しない場合は必ず医師の診察を受けてください。
■処方箋なしで購入できる医療用医薬品は店頭にて対面での販売が法律で定められております。通販(郵送販売)はできません。
■処方箋なしで購入できるお薬を使用する場合は念のため薬剤師に飲み合わせ等を確認しましょう。
参考文献
この記事を書いた人

Grand薬局 上野店
店主&薬剤師 箱石智史
処方箋なしで購入できるビオスリー配合散は一般的な整腸剤であり、食あたり・下痢・軟便・便秘などでよく処方されます。
定期的に処方されることもあるお薬です。
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