アレロック錠

商品名アレロック錠
カテゴリー抗ヒスタミン剤(抗アレルギー薬)
先発/ジェネリック先発医薬品
価格¥940(10錠)
[LINE割20%OFF適用後価格]
注意点※※処方箋なしで買える医療用医薬品は郵送販売(通販)できません※※
効能効果〈成人〉
アレルギー性鼻炎、じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑)
〈小児〉
アレルギー性鼻炎、じん麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒
用法用量〈成人〉
通常、成人には1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈小児〉
通常、7歳以上の小児には1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口投与する。
保管方法室温保存
主成分オロパタジン塩酸塩
製造販売協和キリン株式会社

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零売対象の抗ヒスタミン剤処方箋なしでも薬局で購入できるアレロック錠の特徴

処方箋なしで買えるアレロック錠の特徴について解説いたします!


《この記事では以下のことが理解できます》

◎アレロック錠の効果・副作用・飲み合わせ・注意点など
◎効果が出るまでの時間
◎市販情報

効果について

アレロック錠は各種アレルギー症状でよく処方されるお薬です。

◎アレルギー性鼻炎
◎蕁麻疹、皮膚の痒み
◎花粉症
◎虫刺され
◎風邪による鼻諸症状
etc…

汎用性が高いお薬です。

作用機序について

アレロック錠は、「選択的ヒスタミンH1受容体拮抗薬」と呼ばれるカテゴリーに属すお薬です。
ほとんどの抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)がこのカテゴリーに属します。

何らかのアレルゲンが体内に入ると防御機構が働き、細胞からヒスタミンと呼ばれる物質が放出されます。
このヒスタミンがヒスタミンH1受容体に結合すると、

◎血管が拡張(鼻詰まりなど)
◎痒みのシグナルを脳へ伝える
◎覚醒や興奮

このような症状があらわれます。

アレロック錠はヒスタミンH1受容体にすっぽりハマる形で入ることで、ヒスタミンなどの物質が受容体に結合するのを防ぎます。
そうすることで血管拡張が抑制されたり、痒みのシグナルを脳へ送ることを防ぎます。

しかし、ヒスタミンには覚醒や興奮を引き起こす作用があるため、この作用が抑制されると眠気が起こりやすくなってしまいます。
これがアレロック錠の副作用としての眠気です。

抗ヒスタミン剤(抗アレルギー薬)を服用すると眠くなることがありますよね。
このような機序で眠くなるわけです。

効果が出るまでの時間について

アレロック錠を服用してどのくらいの時間で効果が出るのか?解説いたします。
アレロック錠の添付文書(薬についての説明書)には以下の試験結果が表として掲載されております。
(成人を対象としたデータになります)

(アレロック錠5mg 添付文書より引用)

アレロック錠を経口投与した際の血中濃度データです。
横軸が時間、縦軸が血液中の濃度を表します。

この結果より、
「成人はアレロック錠服用後1時間で血液の濃度が最大」
となっていることがわかります。

つまり、服用後1時間もすれば効果が出ると言えるでしょう。
(個体差があります)

8.75時間後には血中には半分の量の成分しか残っていません。
そのため、アレロック錠は1日2回の服用方法になっております。

副作用について

アレロック錠には以下の副作用が報告されています。

〈5%以上〉

眠気

〈0.1%-5%未満〉

発疹、倦怠感、口渇、頭痛、頭重感、めまい、腹部不快感、腹痛、下痢、吐き気など

〈0.1%未満〉

浮腫、痒み、集中力低下、痺れ感、便秘、口内炎、口角炎、舌痛、胸焼け、食欲亢進など

〈頻度不明〉

嘔吐、月経異常、筋肉痛、関節痛など

〈重大な副作用〉

劇症肝炎、肝機能障害、黄疸

服用していていつもと違う症状があらわれた場合、使用を中止し医師の診察を受けてください。

飲み合わせについて

アレロック錠には特に注意すべき飲み合わせはありません。
しかし、同系統の抗ヒスタミン剤を服用する場合は事前に薬剤師等に確認しましょう。
市販薬にも抗ヒスタミン剤が配合されていることがあります。
注意しましょう。

アレロック錠の注意点

使用するにあたり、いくつかの注意点があります。

共通事項

眠気を引き起こすことがありますので、服用後の運転・機械等の操作はしないこと。

アレルギー性鼻炎・花粉症に使用する場合

季節性の症状(アレルギー性鼻炎・花粉症など)で使用する場合は、症状が始まる季節前から服用すると良いです。
また、季節終了後までの服用が望ましいです。

腎機能・肝機能障害のある方

腎機能・肝機能障害で治療中の方は、必ず医師に確認してから使用しましょう。

妊婦・授乳中の方

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用できます。
この場合も事前に医師に確認しましょう、

小児

低出生体重児、新生児、乳児又は幼児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施しておりません。

高齢者の方

低用量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与します。
生理機能が低下していることが多いため、副作用が発現しやすいです。

アレロック錠は副作用で太る?

アレロック錠の服用で太るかどうか?についてですが、添付文書の副作用欄〈0.1%未満〉の項目に「食欲亢進」の記述があります。

しかし0.1%未満の確率ですので全ての人に起こり得るものではありません。
ご安心ください。

アレロック錠は市販で買える?

アレロック錠の有効成分であるオロパタジンを含む市販薬は販売されておりません。
アレグラやロラタジン、アレジオンなどの抗ヒスタミン剤は市販で買うことができます。

その他の注意点

■服用を忘れてしまった場合は、1度に2回分まとめて服用するのではなく、1回分に留めてください。
■アレロック錠を服用した後、車の運転や機械等の操作をしないよう十分注意しましょう。
■アレロック錠を服用しても症状が改善しない場合は医師の診察を受けてください。
■処方箋なしのお薬や市販薬と併用する場合は、事前に医師または薬剤師に確認してから服用してください。
■処方箋なしで販売できるお薬は通販(郵送販売)はできません。予めご了承ください。

参考文献

添付文書
くすりのしおり