トランサミン錠250mg/500mg
零売対象トランサミン錠|処方箋なしで市販で購入可能なお薬
処方箋なしで市販で購入できるトランサミン錠の概要
商品名 | トランサミン錠 |
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カテゴリー | 喉の炎症を抑えるお薬、お肌のお薬 |
先発/ジェネリック | 先発医薬品 (ジェネリック医薬品:トラネキサム酸錠) |
価格 (税込) | [トランサミン錠250mg] ¥400(10錠) [トランサミン錠500mg] ¥600(10錠) [LINE割20%OFF適用後価格] |
注意点 | ※処方箋なしで市販で購入可能な医療用医薬品は通販できません※ |
効能効果 | ◯鼻出血、性器出血 ◯湿疹及びその類症、蕁麻疹、薬疹・中毒疹における紅斑・腫脹・そう痒等の症状 ◯扁桃炎、咽喉頭炎における咽頭痛・発赤・充血・腫脹等の症状 ◯口内炎における口内痛 |
用法用量 | トラネキサム酸として、通常成人1日750~2,000mgを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
主成分 | 〈トランサミン錠250mg〉 トラネキサム酸:250mg(1錠中) 〈トランサミン錠500mg〉 トラネキサム酸:500mg(1錠中) |
保存方法 | 室温保存 |
製造販売元 | 第一三共株式会社 |
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この記事について
本記事では以下のような項目について現役薬剤師が執筆しております。
◎処方箋なし市販で購入可能なトランサミン錠の効果・副作用・飲み方・飲み合わせ等について
◎薬剤師の視点・経験からみるトランサミン錠について
◎処方箋なし市販で買えるトランサミン錠の注意点について
薬剤師の視点・経験から見るトランサミン錠
処方箋なしで市販で購入可能なトランサミン錠は先発医薬品となります。
ジェネリックとしては「トラネキサム酸錠」があります。
トランサミン錠は喉の痛みとして処方されることが多いお薬です。
風邪を引いた時や扁桃炎の際によく処方されます。
口内炎にも使われることがあります。
(市販でもトランサミン錠同様のものが販売されております)
最近では美容皮膚科・皮膚科にてシミや肝斑の治療で使われております。
市販にもトランサミン錠同様のお薬が多数販売されております。
誰もが一度は処方されたことがあると思います。
そのくらいトランサミン錠はメジャーなお薬です。
処方箋なし市販で購入可能なトランサミン錠の効果
処方箋なしで市販で購入可能なトランサミン錠の効果は以下の通りです。
(トランサミン錠 添付文書より引用)
◎鼻出血、性器出血の止血
◎湿疹、蕁麻疹、薬疹等の紅斑・腫脹・そう痒等の改善
◎扁桃炎、咽頭炎に伴う咽頭痛・発赤・充血・腫脹等の症状の改善
◎口内炎
このようにトランサミン錠は止血・喉の痛み・口内炎にて処方されます。
市販にも口内炎の薬としてトランサミン錠同様のものがあります。
処方箋なし市販のトランサミン錠の飲み方
トラネキサム酸として、通常成人1日750~2,000mgを3~4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
(トランサミン錠 添付文書より引用
[トランサミン錠250mgの場合]
1日3回、1回1-2錠、毎食後
→症状や医師によって処方内容が異なります。
[トランサミン錠500mgの場合]
1日3回、1回1錠、毎食後
→この飲み方が一般的です。
処方箋なし市販で購入できるトランサミン錠の副作用
トランサミン錠には以下の副作用が報告されております。
市販製品でも同様の副作用が考えられます。
(トランサミン錠 添付文書より引用)
〈0.1%-1%未満〉
食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胸焼け
〈0.1%未満〉
そう痒感、発疹等、眠気
処方箋なし市販のトランサミン錠の飲み合わせ
処方箋なしで市販で購入可能なトランサミン錠と以下のお薬との飲み合わせは注意です。
●トロンビン(止血剤)
●ヘモコアグラーゼ(酵素止血剤)
●バトロキソビン(抗血栓性末梢循環改善剤)
●凝固因子製剤(エプタコグアルファ等)
見ての通り、日常生活で使用するようなお薬ではありません。
市販のお薬にもありません。
しかしトランサミン錠は止血剤やピルとの併用は良くないです。
もし現在服用されているお薬との飲み合わせがご不安な方は専門家に相談しましょう。
また、市販医薬品にもトランサミン錠と同成分が含まれていることがあります。
先発/ジェネリックについて
処方箋なし市販で購入可能なトランサミン錠は先発医薬品になります。
ジェネリック医薬品として「トラネキサム酸錠」が販売されております。
処方箋なし市販のトランサミン錠の注意点
トランサミン錠の使用上の注意点について解説いたします。
合併症・既往歴等のある方が服用する場合
血栓のある患者(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)及び血栓症があらわれるおそれのある方
血栓を安定化するおそれがあります。
妊婦の方が使用する場合
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与することとされております。
トランサミン錠は実際に妊婦の方に処方されることがあります。
市販の薬にも注意しましょう。
授乳婦の方が使用する場合
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討することとされております。
トランサミン錠は妊婦同様、処方されることもあります。
市販の薬にも注意しましょう。
小児の方が使用する場合
トランサミン錠は小児を対象とした臨床試験は実施されておりません。
高齢者の方が使用する場合
トランサミン錠を服用する場合、減量するなど注意しましょう。
臨床実績
処方箋なしで市販で購入可能なトランサミン錠の添付文書に基づいて臨床実績を解説いたします。
止血効果に関して
""全身性線溶亢進が関与すると考えられる白血病、再生不良性貧血、紫斑病等の出血傾向及び肺出血、性器出血、腎出
血、手術中・術後等の異常出血に対する止血効果は73.6%(2,063/2,802例)に認められた。""
→トランサミン錠は止血領域の場合、性器出血などでよく処方されます。
湿疹・蕁麻疹・薬疹等におけつ紅斑、腫脹、痒みに関して
""皮膚疾患(湿疹及びその類症、蕁麻疹、薬疹・中毒疹等)の患者223例を対象にした一般臨床試験では、そう痒、腫脹、紅斑等の症状に対する効果は60.5%(135/223例)に認められた。""
→トランサミン錠は痒み、皮膚の赤みの改善効果が示唆されております。
扁桃炎、咽喉頭炎における咽頭痛・発赤・充血・腫脹等の症状、口内炎に関して
""扁桃炎、咽喉頭炎、口内炎及び歯肉炎等の患者168例を対象にした一般臨床試験では、疼痛、腫脹及び発赤等に対する効果は70.8%(119/168例)に認められた。""
→トランサミン錠は扁桃炎等の喉の痛み、口内炎に対しての改善効果が示唆されております。
その他の注意点
■処方箋なし市販で購入可能なトランサミン錠を服用しても症状が改善しない場合は診察を受けてください。
■トランサミン錠と他の処方箋なし市販で購入可能なお薬やまたは市販薬と併用する場合は飲み合わせを専門家に確認してください。
■市販商品にもトランサミン錠と同成分のお薬があります。
■処方箋なしで買えるお薬は薬剤師と対面での販売が定めれております。
■処方箋なしで買えるお薬は通販できません。
参考文献
添付文書
くすりのしおり(トランサミン錠250mg)
くすりのしおり(トランサミン錠500mg)
この記事を書いた人
トランサミン錠は基本的には喉の痛みの薬として一番処方されます。
最近では美容皮膚科・皮膚科にてシミや肝斑の治療で処方されることが多いようです。
市販のお薬の相談も承っております♪