アンテベート軟膏 / ローション / クリーム
零売薬局で対象品アンテベート|処方箋なしで市販で購入できる薬
市販で買えるステロイド剤アンテベートの概要
商品名 | アンテベート軟膏0.05% アンテベートローション0.05% アンテベートクリーム0.05% |
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カテゴリー | ステロイド外用剤 |
先発/ジェネリック | 先発医薬品 アンテベート軟膏のジェネリック品は以下となります。 ◎ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル ◎サレックス(取り扱いあり) |
価格 (税込) | 〈アンテベート軟膏0.05%〉 ¥500 /本(5g) 〈アンテベートクリーム0.05%〉 ¥500 /本(5g) 〈アンテベートローション0.05%〉 ¥904 /本(10g) [LINE割20%OFF適用後価格] |
注意点 | ※処方箋なしで市販で購入できるお薬は通販できません※ |
効能効果 | ◎湿疹・皮膚炎群(手湿疹、進行性指掌角皮症、脂漏性皮膚炎を含む) ◎乾癬 ◎虫さされ ◎薬疹・痒疹群 ◎円形脱毛症 ◎肥厚性瘢痕・ケロイドなど |
用法用量 | 通常、1日1-数回、適量を患部に塗布する。 |
主成分 | ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル |
保管方法 | 室温保存 |
製造販売元 | 鳥居薬品株式会社 |
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この記事から得られること
本記事は現役薬剤師が執筆しております。
以下の項目について解説しております。
◎処方箋なしで市販で買えるアンテベートの効果、副作用、強さ、使い方など
◎薬剤師の視点から見るアンテベートについて
◎処方箋なし市販のアンテベートの注意点
薬剤師の視点・経験から見るアンテベート
アンテベートは処方箋なしで市販で買えるステロイド外用剤です。
ステロイド剤は5段階の強さに分けられ、処方箋なしで市販で買えるアンテベートは、上から2番目のベリーストロングというランクに属しております。
強めのステロイド剤です。
皮膚科領域でアトピーを始めとする湿疹、痒み、あせも、手荒れなどでよく処方されます。
またアンテベートローションも処方箋なし市販のお薬であり、頭皮湿疹や脂漏性皮膚炎でよく処方されるお薬です。
処方箋なしで市販で買えるアンテベートの効果
アンテベートは以下のような効果を持ちます。
(アンテベート 添付文書より引用)
湿疹、皮膚炎、脂漏性皮膚炎、乾癬、虫さされ、薬疹・痒疹群、円形脱毛症、肥厚性瘢痕・ケロイドetc…
処方箋なし市販で買えるアンテベートの副作用
処方箋なしで市販で買えるアンテベートは以下の副作用が報告されております。
(アンテベート 添付文書より引用)
〈0.1%-5%未満〉
皮膚の真菌症(カンジダ症、白癬菌等)、細菌感染症等、ざ瘡、ステロイド皮膚、刺激感、湿疹etc…
→長期間連用するとステロイド皮膚があらわれやすくなります。
市販で販売されているステロイド剤でも同様のことが言えます。
〈0.1%未満〉
ステロイド酒さ、口囲皮膚炎、多毛、色素沈着、接触性皮膚炎、皮膚乾燥、痒み etc…
〈頻度不明〉
ウイルス感染症、皮膚の刺激感、発疹等
〈重大な副作用〉
眼圧亢進、緑内障、白内障
→眼瞼皮膚への使用により眼圧亢進、緑内障、白内障を引き起こすおそれがあります。
大量または長期にわたる広範囲の使用、密封法は注意しましょう。
処方箋なし市販のアンテベートと他の薬との併用について
処方箋なしで市販で買えるアンテベートは併用を注意する組み合わせは特にありません。
他の市販の外用剤と併用される場合は専門家に相談しましょう。
先発/ジェネリック医薬品
処方箋なし市販で買えるアンテベートは先発医薬品です。
ジェネリック医薬品は以下の通りになります。
◎ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル(軟膏/クリーム/ローション)
◎サレックス(軟膏/クリーム)
処方箋なし市販のアンテベートの有効成分
アンテベート1g中に以下の有効成分が含まれています。
【有効成分】
ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル
ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステルとは?
処方箋なしで市販で買えるアンテベートはステロイド成分の1つになります。
ステロイドの強さはⅠ群〜Ⅴ群の5段階に分けられます。
Ⅰ群が最も強く、Ⅴ群が弱いです。
アンテベートはⅡ群に属しているステロイドになります。
【ステロイドの強さ】
Ⅰ群:最も強い
Ⅱ群:とても強い ←アンテベート
Ⅲ群:強い
Ⅳ群:普通
Ⅴ群:弱い
Ⅱ群に属しているため、顔などの薄い皮膚には使用することができません。
またアンテベートと同様の強さを示す市販の医薬品は販売されておりません。
処方箋なし市販で買えるアンテベートの注意点
処方箋なしで市販で購入可能なアンテベートにはいくつか注意すべき点があります。
[以下、添付文書より引用]
重要な基本的注意
◎大量または長期にわたる広範囲の使用は注意してください。
◎アンテベートの使用により症状の改善が見られない場合や、悪化する場合は使用を中止してください。
◎症状改善後はすぐに使用を中止しましょう。
妊婦の方
妊婦または妊娠の可能性のある方に対しては大量または長期にわたる広範囲の使用は避けましょう。
小児等
長期・大量使用または密封法により発育障害をきたす恐れがあります。
また、おむつは密封法と同様の作用があるため注意してください。
高齢者の方
大量または長期にわたる広範囲の密封法等の使用に際して特に注意してください。
その他注意点
■処方箋なしで市販で買えるアンテベート使用前に妊娠、授乳中の方は薬剤師に相談してください。
■化粧下、髭剃り後、角膜、結膜には使用できません。
■処方箋なし市販のアンテベートを顔に使うのは好ましくありません。
■市販で買えるお薬や他の処方箋なしの薬との併用する際は、専門家に相談しましょう。
■零売薬局で処方箋なしで市販で買えるお薬は通販できません。
■処方箋なし市販のアンテベートを使用しても症状が改善しない場合は医師の診察を受けてください。
参考文献
添付文書(アンテベート)
くすりのしおり(アンテベート軟膏)
くすりのしおり(アンテベートクリーム)
くすりのしおり(アンテベートローション)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
この記事を書いた人
アンテベートは処方箋なしで市販で購入可能なお薬です。
ステロイドランクは上から2番目ですので強めのステロイド剤となります。
長期の使用は避け、最小限に留めるようにしましょう!
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