カンジダの薬は薬局で買える？

女性にとって非常に悩ましい症状、おりものや陰部のかゆみ。

実はそれ、カンジダかもしれません！

膣カンジダの典型的な症状として、外陰部のかゆみと酒粕状のおりものがあげられます。

今回そんなカンジダに対する治療薬が、なんと薬局で買えるということで紹介することになりました！

まさに今悩まれている方に必見です！

カンジダの薬は薬局で買える？【結論】

カンジダに関する治療薬ですが、結論から言うと薬局で買えるお薬です！

ただし注意しておくこととして、飲むカンジダのお薬については薬局で買えることができません！

あくまで塗り薬や膣に挿入する薬だけが、薬局で買えるという点に注意しましょう！

カンジダの薬はどんな薬局で買える？

カンジダに関するお薬を薬局で買えると紹介しましたが、一体どんな薬局で買えるのでしょうか？

まずはドラッグストアや保険調剤薬局といった薬局で買える市販薬があり、有名企業が販売している商品があります。

しかし実は他にも薬局で買える場合があります！

それは零売薬局という存在です！

処方箋なしでも病院のお薬が買える薬局で、効果が期待できる医療用を使用できるという非常に貴重な薬局です！

つまり、処方されるカンジダの薬が薬局で買えるということになります！

薬局で買えるカンジダの薬一覧

ドラッグストアや通常の調剤薬局で買えるカンジダのお薬は、

・メディトリート坐剤やクリーム（市販品）
・メンソレータムフレディCC膣錠やクリーム（市販品）

といった製品で、イソコナゾール硝酸塩という成分が含まれています！

それに対し零売薬局で買えるカンジダの治療薬として、

・クロトリマゾール膣錠（医療用）
・エンペシドクリーム（医療用）

といったカンジダ治療薬、他にも細菌性膣炎の薬であるクロマイ膣錠、フラジール膣錠などを買うことができます。

市販薬でももちろん効果はありますが、やはり医療用の効果は非常に大きいです！

薬局で買えるカンジダの薬の解説

市販薬

・メンソレータムフレディ膣錠
→見た目は飲むお薬に見えますが、膣に挿入してカンジダを治療するお薬です

・メディトリート膣坐剤
→その名の通り、膣に挿入するために坐薬の剤形をしており、使用しやすいカンジダのお薬です。

医療用医薬品

・エンペシドクリーム
→医療用の坐剤にも使用される成分　クロトリマゾール配合のカンジダ治療薬です。
　外陰部に塗りやすいクリームとなっています。

・クロトリマゾール膣錠
→市販にも同じような剤形があるクロトリマゾール配合の膣錠です。

薬局で買えるカンジダの薬の使い方

薬局で買えるカンジダのお薬については、先に紹介したとおりとなります！

これらの使い方について、実際使ったことがない方から気になっていると思いますので解説いたします。

薬局で買えるカンジダの膣坐剤

１日１回１個を寝る前に膣の深部まで挿入しましょう。

なお、膣症状であるおりものや熱感などを伴う場合、クリーム製剤と併用することが推奨されます。

薬局で買える膣錠のカンジダ治療薬

１日１回1錠をできるだけ就寝前に膣深部に挿入をしましょう。

３日程度で効果改善、７日以内に症状消失してくれば、理想的な効果があるといえるかもしれません。

なお、膣症状であるおりものや熱感などを伴う場合、クリーム製剤と併用することが推奨されます。

薬局で買えるクリーム製剤のカンジダ治療薬

外陰部症状のみの場合に単独で使用できます。

1日2〜3回、適量を患部に塗るようにしましょう。

薬局で買えるカンジダの薬の注意点

薬局で買えるカンジダの薬について、使用方法などを紹介しましたが、どのような注意点があるのでしょうか？

簡単にはお伝えしていますが、まず３日間程度使用しても効果があまり出ていない場合や６日間使用しても症状が消失しない場合、別の疾患の可能性がありますので医師の診察を受けるほうがよさそうです。

使用前に患部をぬるま湯で清潔にすることで、細菌感染などの2次感染を防ぎ、早く治療が可能となりますので、清潔にしてから薬局で買えるカンジダ治療薬を使用しましょう！

まとめ

いかがでしたでしょうか？

男性にはなじみの少ないカンジダの治療薬についてまとめてみました！

特に薬局で買えるカンジダのお薬は、主に膣カンジダ症で使用される薬剤が多く、膣坐剤や膣錠といった挿入するものや、外陰部に塗るクリーム製剤など複数存在します。

これらの市販薬も効果がもちろんありますが、零売薬局で買えるカンジダ治療薬の医療用薬については、よりその効果が期待できます！

お近くの零売薬局を探し、相談してみても良いかもしれません！

本記事の監修者

〈処方箋なし市販でも病院のお薬が買える零売薬局〉
Grand薬局　上野店
店主＆薬剤師　箱石智史