ビタノイリンカプセル50

［処方箋なし市販で購入できるビタノイリンカプセル50］

零売対象処方箋なしでも薬局で購入できるビタノイリンカプセル50

処方箋なしの総合ビタミンB配合剤ビタノイリンカプセル50の概要

この記事から得られること

この記事では以下のような項目について解説しております。

◎処方箋なしで買えるビタノイリンカプセル50の効能効果・副作用・用法用量などの情報
◎薬剤師の経験から見るビタノイリンカプセル50について
◎ビタノイリンカプセル50のその他注意点について

薬剤師の経験から見るビタノイリンカプセル50

処方箋なしで買えるビタノイリンカプセル50は総合ビタミンB製剤です。

ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12の4つのビタミンBが1つのカプセルに配合されております。

これらの4つのビタミンBはそれぞれ効果が異なるので、幅広く効果を示します。

消耗時の補給や妊産婦の補給、整形領域では痺れ・神経炎、皮膚科領域では肌荒れ(ニキビ)、美容などでよく処方されるお薬となります。

処方箋なしの総合ビタミンBビタノイリンカプセル50の特徴

処方箋なしで買えるビタノイリンカプセル50の効能効果、副作用など特徴について解説いたします。

ビタノイリンカプセル50の効能効果

ビタノイリンカプセル50には4つのビタミンBが含まれており補給として効果を発揮します。

妊産婦や食事からのビタミン摂取が不十分な場合などに使われます。

また、本剤に含まれる「フルスルチアミン」は通常のビタミンB1と比べると消化管からの吸収が良く、高い血中濃度を示します。

フルスルチアミンは疲労回復ドリンクでも有名な”アリナミン“にも含まれる成分となります。

ビタミンB2、ビタミンB6は皮膚科領域(お肌・美容)でも使われる成分です。

ビタノイリンカプセル50の副作用について

ビタノイリンカプセル50には以下のような副作用が報告されております。

〈0.1%-5%未満〉
●発疹、搔痒感
●悪心、嘔吐、食欲不振、胃痛、胃部不快感、腹部膨満感、口渇、下痢
●不眠、頻尿等

服用していていつもと違う症状が表れた場合、服用をやめ医師の診察を受けてください。

ビタノイリンカプセル50の飲み合わせについて

※注意すべき飲み合わせ
商品名：レボドパ
→ビタミンB6がレボドパの作用を減弱することがあります。

また、市販のサプリメントにもビタミンB群が含まれていることがありますので成分が重複する可能性があります。
服用前に専門家に確認してください。

ビタノイリンカプセル50の注意点

処方箋なしのビタノイリンカプセル50を使用するにあたり、以下のような注意点があります。

臨床検査結果に及ぼす影響(尿検査等)

ビタノイリンカプセル50を服用すると尿が黄色くなり、臨床検査値に影響を与えることがあります。(ビタミンB2による)

その他の注意点

■処方箋なしのビタノイリンカプセル50を服用しても症状が改善しない場合は必ず医師の診察を受けましょう。
■飲み忘れてしまった場合は、1度に2回分を服用せず、1回分だけ服用してください。
■他の処方箋なしのお薬と併用する場合や、市販薬と併用する場合は事前に専門家に相談しましょう。
■ビタノイリンカプセル50などの処方箋なしで買えるお薬は通販(郵送販売)できません。

参考文献

添付文書（ビタノイリンカプセル50）
くすりのしおり（ビタノイリンカプセル50）
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

この記事を書いた人

Grand薬局　上野店
店主＆薬剤師　箱石智史

ビタノイリンカプセル50は処方箋なしで販売可能なお薬の1つです。

ビタミンの補給としてお使いいただけます。

市販のお薬のご相談もお気軽にどうぞ(^^ゞ