ストミンA配合錠

耳鳴り治療薬ストミンA配合錠｜処方箋なしで市販で購入できる薬

処方箋なし市販で買えるストミンA配合錠の概要

この記事について

本記事では以下のような項目について現役薬剤師が執筆しております。

◎処方箋なし市販で購入可能なストミンA配合錠の効果・副作用・飲み方・飲み合わせ等の情報
◎薬剤師の視点・経験からみるストミンA配合錠について
◎処方箋なし市販で買えるストミンA配合錠の注意点について

薬剤師の視点・経験から見るストミンA配合錠

処方箋なし市販で購入可能なストミンA配合錠は主に耳鳴りの症状に効果のあるお薬です。

耳鳴りとは周辺に音がなくても音が聞こえてくる状態を指します。
日本では100人に1-2人が耳鳴りで悩んでいると言われております。

耳鳴りを放置すると自律神経の乱れやストレスが増し、更に耳鳴りの症状が酷くなる悪循環に陥ることがあります。
早めの対策が必要です。

ストミンA配合錠に含まれる2種類の有効成分が内耳蝸牛の血流改善及び内耳血管条カリウムの変動の予防により耳鳴りを改善すると考えられます。

内耳環境血量増加作用や内耳血管条カリウムの騒音刺激による変動に対して著明な予防効果を示すと言われております。

以下の症状がある時は早めの受診が必要です。

●突然，耳が聞こえなくなった（突発性難聴のおそれあり）
●激しいめまい発作を起こした
●頑固な耳鳴りと頭痛がある

処方箋なし市販のストミンA配合錠の効果

ストミンA配合錠の効果は以下の通りとなります。
（ストミンA配合錠 添付文書より引用）

内耳及び中枢障害による耳鳴

処方箋なし市販で購入できるストミンA配合錠の副作用

ストミンA配合錠の副作用は以下の通りとなります。
（ストミンA配合錠 添付文書より引用）

アレルギー性の肝障害、過敏症発疹、心悸亢進、血圧上昇、めまい、ねむけ、頭痛、便秘、口渇、食欲不振、胸やけ、心窩部痛、顔面潮紅、発汗

→頻度は低いですが、上記のような症状があらわれた場合は使用をやめ、医師の診察を受けてください。
副作用を防ぐためにも用法用量を守りましょう。

処方箋なし市販で購入できる薬先発/ジェネリック

処方箋なし市販で購入可能なストミンA配合錠は先発医薬品となります。

処方箋なし市販ストミンA配合錠の飲み合わせ

処方箋なしで市販で購入できるストミンA配合錠は特に注意すべき飲み合わせはありません。
しかし他のめまいの薬と併用する際は医師や薬剤師に飲み合わせを確認しましょう。

耳鳴り治療薬ストミンA配合錠の注意事項

以下に該当する方は使用にあたり注意が必要です。

緑内障の方

症状が悪化するおそれがあります。

房室ブロックのある方

発作性の頻脈が起こるおそれがあります。

妊婦の方

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与することとされております。

授乳婦の方

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討することとされております。

小児の方

小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施しておりません。

高齢者の方

減量するなど注意しましょう。
一般に生理機能が低下しているため慎重に服用する必要があります。

耳鳴り治療薬ストミンA配合錠その他の注意点

■副作用を起こさないためにも指定された用法用量は必ず守りましょう。
■処方箋なしの薬や市販の薬と併用する際は事前に飲み合わせを医師または薬剤師に確認してください。
■ストミンA配合錠を含む処方箋なしで市販で購入できる医療用医薬品は通販できません。
■ストミンA配合錠を服用しても症状が改善されない場合は医師の診察を受けてください。
■定期的にストミンA配合錠を使用されている方は定期的に医師の診察を受けましょう。
■市販のお薬にも類似のものが販売されている可能性があるため、成分の重複に注意してください。

参考文献

添付文書（ストミンA配合錠）
くすりのしおり（ストミンA配合錠）
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

この記事を書いた人

〈処方箋なしでも病院のお薬が買える零売薬局〉
Grand薬局　上野店
代表＆薬剤師　箱石智史
薬剤師歴：8年

処方箋なし市販で購入可能なストミンA配合錠は先発医薬品となります。
耳鳴りに特化したお薬です。
耳鳴りには様々な原因が考えられます。
症状が悪化する前に適切な治療を受けましょう。
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