ユベラNカプセル100mg

零売対象ユベラNカプセル100mg｜処方箋なしで市販で買えるビタミン

処方箋なしで市販で購入できるユベラNカプセル100mgの概要

この記事について

本記事では以下のような項目について現役薬剤師が執筆しております。

◎処方箋なし市販で購入可能なユベラNカプセル100mgの効果・副作用・使い方等の情報
◎薬剤師の視点・経験からみるユベラNカプセル100mgについて
◎処方箋なし市販で買えるユベラNカプセル100mgの注意点について

薬剤師の視点・経験から見るユベラNカプセル100mg

処方箋なし市販のユベラNカプセル100mgはユベラシリーズの1つになります。
ユベラには以下の3つのユベラが存在します。

◎ユベラ錠50mg
◎ユベラNカプセル100mg（本製品）
◎ユベラNソフトカプセル200mg

これらの違いにつきましては後半部分で解説いたします。
どれもビタミンEには変わりはありません。

本製品のユベラNカプセル100mgは通常のビタミンEの持つ抗酸化作用や血行促進・末梢血管の拡張などの効果に加えて、「高血圧に伴う肩こりやめまい、頭が重い感じ」や「コレステロールを下げる」効果を持ちます。
その他にしもやけや美容領域でも処方がされるお薬です。

処方箋なし市販で購入できるユベラNカプセル100mgの効果

添付文書よりユベラNカプセル100mgの持つ効果は以下の通りとなります。

〇下記に伴う随伴症状
高血圧症
〇高脂質血症
〇下記に伴う末梢循環障害
閉塞性動脈硬化症

その他にユベラNカプセル100mgは抗酸化作用、血管強化作用も持ちます。
（処方箋なし市販で購入可能なユベラ錠50mgとは効果が若干異なる部分があります）

処方箋なし市販ユベラNカプセル100mgの飲み方

添付文書よりユベラNカプセル100mgの飲み方は以下の通りとなります。

通常成人1日300～600mgを3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

ユベラNカプセル100mgは1カプセルに100mgの有効成分が含まれているため、1日3-6カプセル服用できます。
ただ基本的には朝昼夕1カプセルずつ服用する飲み方で処方されることがほとんどです。

医療用ビタミンEユベラNカプセル100mgの副作用

添付文書よりユベラNカプセル100mgには以下のような副作用が報告されております。

〈0.1%-5%未満〉

食欲不振、胃部不快感、胃痛、悪心、下痢、便秘

〈0.1%未満〉

発疹、肝機能異常、温感、潮紅

〈頻度不明〉

浮腫

処方箋なし市販ユベラNカプセル100mgとの飲み合わせ

処方箋なしで市販で購入可能なユベラNカプセル100mgは特に気をつけるべき飲み合わせはありませんが、市販のサプリメントにも同様のビタミンEが含まれることがありますので成分の重複には注意しましょう。

処方箋なしで市販で購入可能先発/ジェネリック

ユベラNカプセル100mgは先発医薬品です。
ジェネリック医薬品として「トコフェロールニコチン酸エステルカプセル100mg」が販売されております。

ユベラNカプセル100mgのよくある質問

ユベラNカプセル100mgについて、現場でよくいただく質問をご紹介します。

Q,ユベラとユベラNは何が違いますか？

冒頭文でユベラには3種類存在すると言及しました。

①ユベラ錠50mg
②ユベラNカプセル100mg
③ユベラNソフトカプセル200mg

①のユベラ錠50mgの成分名は「トコフェロール酢酸エステル」と呼ばれております。
②③のユベラNカプセル100mg、ユベラNソフトカプセル200mgの成分名は「トコフェロールニコチン酸エステル」と呼ばれております。

専門的な話にはなりますが、①の成分に「ニコチン酸」という成分を付け加えて②と③のユベラが完成されております。

そうなると示す効果も異なり、①のユベラ錠50mgが持つ効果に加えて「高血圧に伴う随伴症状の改善」や「コレステロールを下げる」などの効果が追加されます。

その他注意事項

■処方箋なしで市販で購入可能な医療用医薬品は通販できません。
■ユベラNカプセル100mgを使用しても症状が改善されない場合は診察を受けてください。
■処方箋なしの薬や市販の薬と併用する際は飲み合わせを確認しましょう。
■市販にもビタミンEのサプリメントが存在します。重複には注意してください。

この記事を書いた人

〈処方箋なしでも病院のお薬が買える零売薬局〉
Grand薬局　上野店
店主＆薬剤師　箱石智史

ユベラNカプセル100mgは美容・皮膚科領域でも処方されるお薬です。
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