防風通聖散

処方箋なしでも病院のお薬が買える防風通聖散

処方箋なしの漢方薬防風通聖散の概要

処方箋なしで購入できる漢方薬防風通聖散の特徴

今や市販でも発売され、広く行き渡っている防風通聖散。

耳にしたことのある方が多いのではないのでしょうか？

今回は、防風通聖散の処方例や副作用、処方してもらうには？、市販薬との違いなどについて解説いたします。

処方例について

防風通聖散は基本的には、腹部の皮下脂肪が多く、便秘がちな方に適している漢方薬になります。

肥満症に効果を示すのは有名ですが、便を出す作用があるため便秘症にも効果を示します。

また、それに伴うむくみや肩こりでも処方されることがあります。

2週間〜1ヶ月程が服用の目安でしょう。

副作用について

頻度は低いですが、以下の副作用が報告されております。

◎発疹、痒み
◎不眠、発汗、動悸
◎食欲不振、胃部不快感、吐き気
etc...

このような症状が出ましたら、服用を中止し医師の診察を受けてください。

便を多く出す特徴がありますので、便が柔らか過ぎたり下痢が続くようでしたら専門家に相談しましょう。

(その他の副作用につきましては、下の参考文献に詳細な添付文書のリンクをご参照ください。)

市販で買える？

市販薬においては、防風通聖散は市販やインターネットで購入可能です。

様々なメーカーが製造販売しております。

医療用の防風通聖散と比べ、成分が半量の商品が多く見受けられます。

処方してもらうには？

「防風通聖散を使いたい」
「どうしたら処方してもらえるの？」

と考える方が多いのではないのでしょうか？

保険診療で処方してもらうには基本的に内科にて、”治療目的”でないと処方してもらえません。

予防目的や美容目的では保険診療の適応外になってしまいます。

その他の注意点

■下痢・軟便の方はあまり適しておりません。
■長期服用する場合は定期的に医師の診察を受けてください。
■妊娠または妊娠の可能性のある方は流産・早産の危険性があるため服用できません。
■お薬は必ず指示された用法用量を守りましょう。
■処方箋なしで買えるお薬は通販できません。
■防風通聖散を使用しても症状が改善しない場合は医師の診察を受けてください。

参考文献

【ツムラ防風通聖散】
添付文書
くすりのしおり

【クラシエ防風通聖散(粉)】
添付文書
くすりのしおり

【クラシエ防風通聖散(錠剤)】
添付文書
くすりのしおり